他人の家に2週間滞在するというのはかなり不安がありました。洗面所に髪の毛は落とさないようにとか、必ず手伝いを申し出るとかは常に心がけましたが、むしろホストの夫妻が、夜は家でビデオを見せてくれたりと私がリラックスできるようにいろいろと気を使って下さいました。ホームステイ先も当たり外れが激しく、ステイする学生が沢山居てほとんど放任される所もあるそうです。こんなにいろいろな経験をさせて下さった素晴らしいホストファミリーに出会えた私はとても幸運でした。
今回私が留学モニターに応募したきっかけは、高校の担任の先生がインターネットでこの募集を見つけて教えてくれたからです。それまではアメリカに留学することなどまったく考えていませんでした。募集を知った時、私はちょうど自分がこれから絵を続けて行く事に迷いを感じていました。美術を勉強するために都立芸術高校に入学し1年間ひたすら描き続けてきましたが、果たして自分は本当に絵が好きなのだろうかということ。ここで少し絵から離れて違った事に打ち込んでみたいと言う気持ちも働いて、応募を決めたのです。まさか本当に当選するとは…。もともと、高校受験のときは国際関係か芸術関係どちらに進学するかで相当悩んだくらい英語は好きだったので、純粋に嬉しかったです。
アッシュビルでは本当に沢山の芸術作品に触れました。私の迷いが解決された訳ではありません。しかし、前よりももっと英語を学ぶ意欲は強くなりました。絵以外にこれから没頭できるものを見つけたのです。絵に対する迷いには、いろいろな事をやりながら、ゆっくりと時間をかけて解決して行こうと思います。
本当に貴重な機会を提供して下さったARCの皆様、素晴らしい経験をさせて下さったゲイリーさん、パムさん、お世話になった方々に心から感謝いたします。 |