高校生の留学意識を探る旅、第二弾! 今回は平塚で行われた進路相談会にお邪魔し、留学志向のある人たちに直撃インタビュー。
そもそもこの会。ふだん学校で行われるガイダンスと異なり、自発的に参加するものなので、わりと志向性の高い人たちが集まったような印象を受ける。そのためか、留学希望の学生も数多く来場していた。
そんななか、留学志向のある3人の高校生にお話を聞いてみた。
まずは平塚商業高校に通っている芳賀未来さんと後藤麻美さん。彼女たちがそもそも留学を意識し始めたきっかけとはなんだったのだろう。
芳賀:「私の場合は洋楽や洋画」
後藤:「私も同じですね」
これはもう一人インタビューさせてもらった秦野から来た岩崎美帆さんも同じ。
岩崎:「音楽や映画がきっかけ。洋楽で好きなのはエミネム。洋画で感動したのは『グリーンマイル』や『グース』」
とのこと。やはり文化に触発されるパターンが多いようだ。
では、彼女たちの留学に対するイメージとはどのようなものだろう。
芳賀:「楽しそう」
後藤:「世界観を変えてくれそう」
岩崎さんはただ一言
「憧れ」
という明快な答えが返ってきた。
が、いざ自分が行くとなると
芳賀&後藤「英語が話せないので怖い」
岩崎:「いきなりは行けない。不安です」
と誰もが外国に行くときに抱えるのと同じ不安を感じているのがよくわかる。
では短期留学ならどうなのだろう。
岩崎:「いきなり長期はひいてしまう。まずは短期留学してみたい」
これは留学を希望している人たちの正直な気持ちだろう。長期でいきなり外国に住むことになれば、生活環境が激変するわけだし、短期ならカジュアルな感覚で行けるということだろう。これは大人でも同じはず。いきなり「明日からアメリカに2年間住んでください」と言われたら尻込みするのが普通だ。
では、周囲の留学意識はどうだろうか。
まずは芳賀さんと後藤さんのクラスメイトは
「留学したいと思っている人ってあんまりいないですね。むしろ珍しいかもしれない」
岩崎さんも
「え〜、全然いないです」
と身も蓋もない返事。やはり"進路の1つ"として留学を考えるている人は相変わらずマイノリティなのだろうか。
彼女たちのご両親はどうなのだろう。
芳賀&後藤(口を揃えて)「渋るって感じ。」
・・・・・・だそうです。やはり保護者としては子供を遠く離れた海外に行かせたくない、といったところだろう。わかります、その気持ち。
そして最後に、留学した場合、目的となるのは何なのかを聞いてみた。
芳賀:「日本人ならではの、日本人であることを生かした職業に就きたい。例えば日本語教師だったり、旅行会社に勤めたり」
後藤:「私は美容師になりたいという夢があります。ですから留学することによってコミュニケーション能力を磨きたい。そうすることによって将来、美容院で働いたときに、外国人のお客様がみえられても対応できるし、日本人のお客様ともよいコミュニケーションが取れると思います」
岩崎さんはこう語る
「私は留学する以外にも保母さんになりたいという夢があります。でも、もし外国でもそういった勉強ができるのなら、向こうで幼児教育を学び、海外で保母さんとして働きたい」
なるほど。ひと昔前なら留学の目的といえば語学だったのだが、現在では自分の進路希望と留学を組み合わせる、といった考えがスタンダードになりつつあるようだ。
今回お話を聞かせていただいた3人はそれぞれの夢を持ち、それに向かってまい進する人たちであったが、こうした人たちのニーズに応えるためにも、語学だけではない多角的な見地に立った留学を模索する時期にきていることを、ヒシヒシと感じた。
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